もう少し　そばに座って
未だ知らないお話を聞きたいから
夕暮れに沈みゆく月
誰かの声が聞こえた　
風の中で

I found solace in memories
I held onto my fantasy
A dreamer in face of reality

もう少し　そばに居させて
海の底に沈み還る　クジラのように
静かに　静かに
満たされてゆくの

I found solace in memories
I held onto my fantasy
I'm a dreamer in face of reality
I'll be loose in the sunset's embrace

このままふたりで
どこか遠くの方へ
I'm a dreamer dreamer in a misty haze
夜更けの風を纏って

そっと開いた虚ろな目を見て
君は微かに笑った
遠くの空でカモメが鳴くのを
手を繋いで見ていた

正しく歪んだ　あの蜃気楼に
眩しいくらいの
琥珀色をした果実が揺れていた

夕立の後で
濡れた髪あげて
君は僅かに笑った

借り物のような
言葉を並べて
覚めない夢を見ていた

君は正夢
昼間に見る夢
そうやって　泡になる

曇り空を　微睡んだままで
彷徨うカモメ
潤んだ髪ももう乾いて

正しく歪んだ　あの蜃気楼に
眩しいくらいの
琥珀色をした果実が揺れていた